本記事は、（株）通信文化新報が刊行する「通信文化新報」（2024年5月20日号）に掲載されています。
【通信文化新報】https://www.tsushin-bunka.co.jp/backnumber/
公的年金の源泉徴収票を紛失した場合、どのように再発行できる？
Q. 1月下中旬～下旬頃に「令和5年分公的年金等の源泉徴収票」が日本年金機構から届きました。数週間後、いざ確定申告のために使用しようと思って家の中を探したのですが、見当たりません。仕事もあり、あまり窓口に再発行申請に行く時間もとれないのですが、どうしたらよいのでしょうか。急ぎ用意したいのですが、何か良い方法がありましたら教えてください。
A.窓口以外では、電話による再交付申請と「ねんきんネット」での再交付申請が可能です。
電話による令和５年分公的年金等の源泉徴収票は再交付申請はねんきんダイヤルで令和6年1月から受付をしており、送付までは2週間程度かかります。
「ねんきんネット」では、郵送を希望する場合は申請から発送まで1週間程度、電子データの送付を希望する場合は申請から電子送付まで３～５営業日ほどとなります。「ねんきんネット」では画面上で24時間いつでも通知書再発行申請を行うことができます。
Q. 「ねんきんネット」で再発行もできるのですね。以前年金記録の確認で「ねんきんネット」を利用したことはあるのですが、再発行申請ができることは知りませんでした。「ねんきんネット」で申請を行いたいので申請方法を教えてください。
A. まず、「ねんきんネット」のトップページの「その他の便利機能を利用する」内の「通知書の再交付申請」ボタンをクリックします。
次に、再交付申請する通知書を選択し、必須項目を入力し、内容を確認の上、「通知書の再交付を申請する」ボタンをクリックして申請完了です。
Q. ありがとうございます。他にも「ねんきんネット」で再交付申請ができる通知書もあるのでしょうか。
A.はい、他にも社会保険料（国民年金保険料）控除証明書や、年金額改定通知書、年金振込通知書、支給額変更通知書も通知書の再発行が可能です。
詳しくはぜひ日本年金機構のホームぺージをご確認ください。また、ねんきんネットにはねんきんネット利用マニュアルも掲載されておりますので合わせて確認してみてください。
