性的マイノリティー、LGBT 偏見克服は中小企業にとって喫緊の課題

こんにちは!ダンディーすぎる社会保険労務士 曽我浩です。

性的マイノリティー、LGBT 偏見の克服は中小企業にとっても喫緊の課題ということについてお話していきます。

●救い難い首相周辺の性的少数者への偏見

 政府中枢に入ったエリートである首相秘書官が、性的少数者に対して、「見るのも嫌だ。隣に住んでいたら嫌だ。人権や価値観は尊重するが、認めたら国を捨てる人が出てくる。」などと発言し、物議を醸しました。

 今から10年前だったらこんなに大ごとにもならなかったかもしれませんが、今では、「ホモ」「おかま」「オネエ」「レズ」などは一般的には当事者に対する蔑視だとみなされるようになりました。

●日本国民の深層心理に沈殿する偏見

 性的少数者に対する偏見は我々の深層心理の中にまだまだ沈殿しています。実は残念ながら、いろんな革新的な人たちの間にもこの偏見はあります。

 LGBT何かというと、Lはレスビアンで、同性を好きになる女性。Gはゲイ、同姓を好きになる男性。Bはバイセクシャル、両性愛者。Tはトランスジェンダー、生物学的・戸籍上などの性と、性自認が一致しない方です。

 こういった性的少数者は実際には人口の10%近くいると言われています。10%はどういう数かというと、「左利きの人」あるいは「血液型がAB型の人」この人と同じくらいの割合です。

●偏見克服には感性の変革

 歴史的に形成された偏見を克服するために、「多様な人材が活躍できる職場づくりに向けて」というパンフレットを厚生労働省もだしています。偏見は良くないことであると厚生労働省も言っています。

 私としては、偏見克服には、理論だけでなく感性の変革が大切であると考えています。心の感情の変革です。そのためには、当事者の意見を聞くことが一番良いと思います。当事者の話を聞くのにおすすめなのは、吉澤良尚氏の講演(【同性愛者として生まれて】)です。Youtubeで視聴することができます。ぜひ視聴することをおすすめします。

社会保険労務士法人 曽我事務所
社会保険労務士 曽我 浩
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